2012年4月20日金曜日

ヒマラヤ運命の山

1月2月と風邪っぴきと極端に寒さに弱いため完全にダウンしており映画はお休みしてました。
なんと2ヶ月ぶりに豊洲の映画館に行った。
寒いくらいでなんで映画がお休みになるかというと、自転車で30~40分漕がないと行けないから。
電車で行くと時間も変わらないのに交通費が往復 520円かかるのである。(←せこいとか言わないように。会社の帰りに行けばいいのだが、年末からほぼ毎日終電状態。早くても終わるの10時)

そんな己にとっては過酷な日々に過酷な映画を見てきました。
私は登山映画が大好きである。最初から最後まで何も考えずに没頭できる。
すっかり主人公になりきって観終わったら体重が減ってる気がするくらいだ。(オイオイ
前置きが長くなりました。

えと、天才の前では凡人はトロトロしていてウザいだけ。
凡人には天才が自分と違う事が理解できない。(どこか同じだと思っている。)
それが天才にはたまらなくウザい。
というのが、シンプルに描かれていた。
いいんじゃないか。直球で。

だって、主人公天才!!(いや宇宙人?)
人間超えてるから!!

酸素ボンベ背負ってスーハーしながらシェルパ族におんぶにだっこで登ってる凡人に対し、主人公は軽装(だそうだ。)で、早い安い美味しい(←違う) 
主人公の超人ぶりに圧倒。

映画を見てると補助を使ってヒマラヤを制覇することに意味があるのか?
私は「意味あらへん。」
としか答えようがない。
だけど話はここからで(本当はこっちがメインなんだろう。)
仲間に 置いてけぼりにされた主人公はなんと山の反対側から下山して、平地を一週間くらい!?歩いて帰ってくる。
置いてけぼりにした方は生きて戻ってきちゃったから、さあ大変。

いや、すごいわ。
有名な事件なんだけど全く知らなかった己の無知が幸いして、このくだりは興奮した。
本来ならばココからを掘り下げてほしい所だが、有名な話なので周知の事実なんだろう。
ほぼスルー。
主人公インホルトメスナー)の超人ぶりと登山シーンを見ていても元気モリモリ、スカッとする映画である。日々の過酷な労働に押しまくられてギブアップしそうな人は、もちっと頑張ろうと思うかもしれない。

誰が見ても面白いと思うけど、運動大好きな人にはお薦めです。
見たら絶対燃えます。

ちょっとググったら髪の毛モリモリ。エネルギーあり余り系。背も高いし知的パドヴァ大学建築科卒ひげそれば男前。こりゃ女にモテモテだろうと思ったら、やっぱり人生エンジョイ~♡していた。